こんにちは、いのきぶんいちです(@toshiino107)。
会社を辞めてフリーランスになることに不安を大きく抱えている人がおられます。
わたしもその気持ちは分かります。わたしもなかなかフリーランスになることはできませんでしたから。
でも考えを変えることによって、その不安な気持ちは小さくなりました。
記事の内容
フリーランス決断するためのポイント~不安はなにか理解しておく
フリーランスになるための不安は「お金」「キャリア」この2つだと思ってます。つまりこの不安を取り除けば無理なくフリーランスになることができると考えています。
お金の不安
お金の不安を解消するには、お金しかないと(笑)。無責任に「行動し続けろ」という人もいますが、これでは不安を失くすることはできません。
具体的にいうと始める際には、少しだけでも生活できる貯金はあった方がいい。これは長く生活できる金額があるに越したことはないということです。
わたし自身は半年以上稼げなくても大丈夫なようにしていました。結局は食いつぶしてしまったのですが(笑)、結果的にいうとこの貯金がなければ失敗していました。
この貯金がなくなる間にどのように収入をあげるかがポイント。サラリーマン時代にあった固定給を失う訳ですからね。ここで先行きにめどが立たないビジネスよりも、ある程度安定した収入を確保しておくことが懸命です。
わたし自身はアフィリエイトに取り組んでいましたが、アフィリエイトはなかなか収益が見えないじゃないですか。特に取り組み始めは。
だからわたしは同時にライターの仕事をしていたのですね。これで月20万円以上にはなりましたから、あとはどこで上積みしていくかが重要になってきます。
またフリーランスになると、保険・年金・税金などを自分自身で支払っていかねばなりません。サラリーマンであれば給料をもらう際に既に天引きされていますので、あまり意識しないかもしれませんが、フリーランスになると、報酬からこれらを支払わねばなりません。
でもこれらも年金の減免制度などがありますから、まずは役所に行ってどのような制度を活用できるのか相談すべきですね。
キャリアの不安
仕事を辞めてフリーランスになると、もう元の仕事には戻れないという人がいますがそんなことはありません。
わたしはフリーランスからサラリーマンに戻った経験はまだないですが、選択肢としては残しています。絶対サラリーマンには戻らないという固定的な概念は持つ必要はないと考えています。
何かしらできますよ。もちろん元の業界に戻ることもできますしね。
給料を下げてしまうことはあるかもしれませんが、副業としてフリーランスでしていたことに取り組めばいいだけのこと。
2019年4月からは働き方改革で副業解禁の動きが本格化されますので、抵抗なく副業に取り組むことが可能となるはずです。
サラリーマンは別にフリーランスで稼げるようになるためまでの繋ぎでもいいでしょう。
実は失敗してもリスクは少ない
事業に失敗しても人生崩壊することなんてありません。
所詮は自己破産程度でしょ。
それが嫌なんですという人もいるかもしれませんが、自己破産ってそんなにリスクは大きくないことをご存知でしょうか。
もちろん資産の差し押さえがありますし、住宅ローンを組んでいるような人であれば、自宅に住み続けることは難しくなるかもしれません。
クレジットカードが作れなかったり、仕事によってはできないものもあるようですが、それほどの大きなリスクじゃない。
自己破産だと連帯保証人さんにも影響が及ぶことはありません。
確かにまったくリスクがないということはありませんが、それほど大きなリスクではないと思えませんか。
フリーランスで生き残るための方法~「顧客の単価アップ」「集客力を高める」
貯金があればいい、リスクは小さくないといっても、そもそも稼げなければ続けることができません。
そのため自分が行うビジネスにおいて、どのように収入をアップさせていくのか明確な方法を持っておけねばなりません。
フリーランスでいえば「顧客の単価アップ」「集客力を高める」これが最低条件になってきます。
顧客の単価アップ
しかしブラック企業顔負けの、超低単価の仕事が山ほどあるのが現状です。わたしがやっているWEBライターなんて、1000文字執筆して100円なんてのもありますからね。
わたしのライターとしての文字単価は案件によって変わりますが、3円から10円の幅となっています。基本は3円ですが、専門的な記事になれば10円というものもあります。
1000文字で100円ならば、文字単価0.1円ですから、わたしの最高文字単価と比べて100倍違う訳です。
私が1万文字書けば最高10万円になりますが、低い人なら1000円な訳です。
これでは稼げないのは当然のこと。
わたしも0.8円からスタートしていますので、稼げない時代がありました。経験を積むために低単価にしているのなら、まずはどのように単価を上げていくのか戦略が必要です。
集客力を高める
自分の仕事の依頼をどのように増やしていくのか、自身の仕事に対する集客率を高めることが大事です。
「集客力」=「営業力」
いい方を変えるとこういうこともいえます。
というと、「ランサーズやクラウドワークス、ココナラなどにたくさん登録すればいいんですか」と聞かれることがありますが、そうではありません。
それだけでは仕事に必ず行き詰ります。単発の仕事ばかりで、仕事は不安定のままになってしまいます。
安定的に依頼を受け、継続的な案件もしっかりと抱えてこそ稼ぎ続けることができるようになります。
フリーランスはここが難関かもしれません。
仮に月に20万円稼いだとしても、単発で1件だけの依頼であるなら、その20万円はその月だけで終わってしまいます。
でも月に1万円であっても、依頼が20件あって、継続的な案件であれば月20万円を稼ぎ続けることができるどころか、信頼を得て別の案件まで任されるようになります。
この継続案件の獲得方法については、また別の記事でご紹介させて頂きます。