ライター文字単価0.8円をわずか半年で10円にした私の方法とは

こんにちは、いのきぶんいちです。

WEBライター、フリーライターであれば「文字単価」がとても気になりますよね。

わたしは、文字単価をいくらに設定するのか、そんな知識もなくライター業を始めました。スタート時0.8円だったのですが、2018年8月の時点で一番最高にいただいているご依頼者様は文字単価10円となっています。

私は一時期、気になって周りの人がどのくらいの文字単価にしているのかよく調べました。またどのやって、どのタイミングで文字単価を上げたのかも調べてたことを覚えています。

考えてみりゃ、1円から2円上げるのだって、倍の値段ですからね。

「2円にしたら、売り上げ下がっちゃうかな・・・」って真剣に悩みました。

「やっぱ1.5円にしとこう・・・」1円から2円にできず、1.5円の時期をはさんじゃいました(笑)

そんなことはありましたが、結果的に文字単価をアップさせて、収入もアップしたのです。

どのような考え方で文字単価をアップさせてきたのか、わたしの方法についてお伝えしていきたいと思います。

記事の内容

最初は0.8円からスタートした

私がライターとしてスタートしたときには、文字単価0.8円からスタートしました。これも正直、悩んだ記憶があります。それまで自分のために記事を書いていましたが、人に記事を書くには初めてですし、どれくらいが適性の相場なのかまったく分かっていなかったのです。

なぜ0.8円という中途半端な金額になったかというと、いろいろ調べて1円に設定している人が多かったのですが、

「それじゃ自分はもう少し落としておこう」

そう思ったから0.8円にしたんです。安易でしょ(笑)。

私は介護業界が長く、ライターを始めた当時は介護コンサルタントもしていましたから、介護の記事をメインに書いていました。業界の知識は自身がありましたから、これならば人と差別化できるという自分なりの戦略でした。

得意の記事でしたから、執筆が楽しかったですね。またそんなに調べ物などせずにどんどん記事にしていけたので、3000文字や5000文字書いたって、それほど苦痛になりませんでした。

それでも初月から15万円~20万円くらいの収入になり、あくまで本業があっての副業でしたから、これでいいやって思っていました。

1.5円に値上げしたのはご依頼者さまのコメントがきっかけ

しかし、本業のコンサル業がいまいち売り上げが伸びなかったことで、ライターを真剣にやってみようかなと思うときが来ました。

そう考えたときに、この文字単価では売り上げ額に限界がくると感じました。1日1万文字執筆して、8千円。20日執筆して16万円ですから、副業ならこれでも良かったのですが、やはり本業レベルに格上げするのならば、これじゃアカンなと。

ちょうどそのときに、よく依頼をいただいていた方から、

「いままで1円や2円の人に依頼しても、こんなに質のいい記事で、やり取りが丁寧な人はいませんでした」

ってコメントが来たんですね。

それで、直接ご依頼者に値上げを考えていることを思い切って伝えてみたのです。すると、

「値上げしてもわたしなら依頼を続けますよ」って返事が返ってきたんです。

それで2円にしようかとも思ったのですが、勇気が出ず1.5円に値上げすることになったのです。

さらに値上げしたのはプロフィールがきっかけで

その頃の記事は、介護関係の記事だけではなく、医療関係にまで範囲を広げて執筆するようにしていました。介護だけでは仕事の幅がそれほど広くないことに気が付いたからです。

そんなときに新しい依頼が舞い込んできました。立て続けに、大口のご依頼が2件きたのです。

1件は介護関係で、もう1件は医療関係でした。ちょうどそのころ・・・

「1.5円からやっぱり2円にしようかな・・・」

なんて悩んでいたころでした。

すると介護関係の記事依頼では私の経歴をかってもらい、文字単価2円を提示され、しかもライターのなかでリーダーをしてほしいとの依頼もありました。リーダー手当として月額5万円を提示されたのです。

これはうれしかったですね。わたしはほかの人と差別化するために、プロフィールにわたしの得意な分野を細かく記しておいたのですが、これが功を奏しました。

実はびっくりしたのが、もう1つの医療関係のご依頼で、これが文字単価が最終的に3円となりました。1万文字程度で定期的な仕事でしたが、これで3万円ですから、そりゃうれしいです。

少々、専門的な内容で、私の知識だけでは追い付かない専門的なものでしたから、少々交渉をしたんですね。すると最終的に文字単価3円で執筆できることになったのです。

登録しているプロフィールの内容が大事

このご依頼もプロフィール経由で依頼がきました。おそらく「介護」とか「医療」とかのキーワードで検索されたんだと思います。

私は現在でも自分自身のプロフィールには割と細かく、どのような記事を書けるのか、どのような実績があるのかについて記載するようにしています。

最初はよくほかの人のプロフィールを真似ました。似たような構成にして、自分自身の内容に置き換えたのです。

実はこれとても大事です。

やっぱり依頼する人って、どんな人なのかプロフィールを見ているんだと思います。そのため、現在でも私はプロフィールについては定期的に見直しを行っています。

どのようにプロフィールを書けばいいのかについては、また別の記事でご紹介したいと思います。

現在は最大10円までに

それから早い段階で10円のお仕事をするようにもなりました。3~5円程度の仕事が正直多いのですが、内容によっては5円~10円に設定しています。

基本単価を3円程度にしておいて、専門的なものについては加算という形で文字単価を上げさせていただいています。自分なりに加算の根拠を持っておくようにして、必要に応じて加算をご提案するようにしています。

文字単価をあげるタイミング

文字単価をあげるタイミングは正直悩みました。そのため、今では告知してから上げるようにしています。

「いついつから2円を3円に引き上げます」

という感じですね。

それならば、告知通りですので、苦情などが来ることもありません。2週間から1か月くらい告知してから、値上げするという方法をとるようにしています。

しかし値上げ以来、依頼が来なくなったという方も正直おられます。逆に単価をあげることによって、新たな顧客となった方もおられます。

私が値上げして良かったと思うことは、アフィリエイトやブログなどで実際に稼いでいる人から多く依頼が来るようになったことです。

つまりアフィリやブログで稼ぐための方法を、お金をもらって教えてもらっているようなものです。もちろんどのように稼いでいるのかは、ここでは言えませんよ(笑)。

このような方からのご依頼は記事の質を問われますから、常に真剣勝負になります。

でも「お金を持っている人って、こうやって稼いでいるんだ」って学べることが、私が執筆料を上げて一番良かったと思えることなんです。

まとめ

この記事を読んだライターさんのなかには
「こんなにうまく文字単価の引き上げができるんかな」
って思っている人が多いのではないでしょうか。

でも自分自身の文字単価なんてそもそも相場なんてありませんし、自信がなくて価格があげれないのなら、真剣に勉強してスキルを高めればいいんです。

だから私はスキルを高めるために常に勉強していますし、質のいい記事を提供することに全力を注いでいます。

プロの仕事をしてるんですから、プロといえる金額をいただきたいと思っています。なので、この記事読んだみなさんも、タイミングよく値上げして、記事の質をあげることを考えていきましょう。

 

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