現役WEBライターがフリーランス・個人事業主に便利なクラウド確定申告ソフトをご紹介します。

『マネーフォワード クラウド確定申告』『freee(フリー)』『やよいの青色申告オンライン』を比較してまとめています。

ちなみにわたしが利用しているのは『マネーフォワード クラウド確定申告』。使い勝手や料金なども含めて、フリーランスや個人事業の方にはおすすめですね。

フリーランス・個人事業におすすめのクラウド確定申告ソフト

会計ソフト製品名 料金 / 参考価格(税抜)
マネーフォワード クラウド確定申告 フリープラン:0円
パーソナルライト:980円(月)~
freee(フリー) お試しプラン:0円
スタータープラン:980円(月)~
やよいの青色/白色申告 オンライン 白色申告:0円(年)~
青色申告:8,000円(年)~青色申告(セルフプラン):初年度0円キャンペーン実施中!青色申告 (ベーシックプラン):初年度半額6000円/年キャンペーン実施中!

マネーフォワード クラウド確定申告

いのきぶんいち(@toshiino107)がフリーランスになってから活用しているクラウド会計ソフトです。

この記事を書いている時点で2期が終了していますが、2期共にこの『マネーフォワード クラウド会計』にお世話になっています。

わたしのようにフリーランスでそれほど経費などの処理が多くない人であれば、間違いなくお安く手軽に導入できます。

『マネーフォワード クラウド確定申告』の機能や特徴

フリーランスでわたしが活用している機能で助かっている部分は、「ネット銀行」「クレジットカード」「電子マネー」を連携させることができて、仕訳がものすごく簡単にできるという点です。仕分けの一括登録機能がありますから、あっという間に仕訳終了です!

経費精算もとても簡単で、レシートを取っておいて、まとめて入力するようにしています。スマホで写真を撮って、それをアップしていくだけですから(笑)。

わたしは税金の知識がほぼありませんが、それでもまったく問題なく、月々きちんと管理できていないのにも関わらず、確定申告の時期には青色申告が完了できます。

青色申告に自信がなく、白色にしようかと迷っている人であれば、迷わず青色にしてこのサービスを活用するといいでしょう。

『マネーフォワード クラウド確定申告』の料金

フリープラン:0円
パーソナルライト:980円/月(年額11,760円)

わたしは「パーソナルライト」という一番安いプランを活用していますが、フリーランスでそれほど帳簿処理が必要なければこれでまったく問題ありません。

わたしは「1か月の無料トライアル」を経て、有料プランに変更しました。

以前は経費処理をする場合には、有料オプションが必要でしたが、現在はそれもコミの価格になり、わたしは利用が安くなりました。

月額980円で済みますから、とてもありがたい存在ですね。

入金や経費が多いのであれば、「パーソナル」にすればいいでしょう。「パーソナルプラス」というサポートがついたプランがありますが、よほど不安であれば選択してみて、途中で別のプランに変更するといいでしょう。

いのきぶんいちが『マネーフォワード クラウド確定申告』を選んだ理由

わたしは、次にご紹介する『freee』と悩んだのですが、『マネーフォワード クラウド確定申告』にして良かったと思う点は「仕訳の一括登録機能」です。登録したネット銀行での入出金情報を取り込んで、一瞬にして仕訳をしてくれます。

これホント、わたしのような小まめに会計をしないフリーランスにとってはありがたい機能です。この機能、実は『freee』にはないんですよ。

価格は『freee』とはそれほど違いはありませんが、給与計算やマイナンバーの管理が必要になるのであれば、こちらのほうがお得に使えます。

freee(フリー)~クラウド会計ソフトシェアNo1

freee(フリー)は、「マネーフォワード」と並んで、確定申告のクラウドサービスでは2大巨頭のひとつだといえるでしょう。

わたしはもともとこのfreeeを契約するつもりで調べていて、その中でマネーフォワードの存在を知ってそちらを契約したという経緯があります。

当時は少しだけマネーフォワードのほうが安かったということもありますが、今はフリーランスや個人事業主にとっては特に差はないと考えていいでしょうね。

『freee』の機能や特徴


freeeにおいても、ネット銀行の取引データの取り込みは問題ありません。ネット銀行は3000社以上、クレジットカードは100社以上と連携していますから、安心して利用することができます。

アプリを活用して、レシートを自動入力することができますし、OCR認証でかなり正確にレシートを読み込みますから、いちいちパソコンを開く手間は省けます。

上の動画でどのような感じなのか参照してみてください。

freeeは確定申告書類を作成する際に、質問に答えていくだけで作成できるという機能が付いています。これはマネーフォワードにはありませんから、確定申告に不安を感じているのであればfreeeがいいかもしれません。

『freee』の料金

お試しプランあり
個人事業主(スタータープラン):980円(月)

個人事業主やフリーランスであれば、このスタータープランで十分でしょう。確定申告書類の作成も問題なくできますし、日々の経理処理においても口座やクレジットカードの取り込みができますからサクサクこなすことができます。

メールサポートもすべてのプランで利用できますから、安心感も高いといえます。

スタンダードプランやプレミアムプランではさまざまな制限がなくなったり、電話サポートが付いてきますから、必要に応じて乗り換えればいいでしょう。

ちなみに無料のお試しプランでは、スタータープランと同じことが30日間利用できます。まず無料で活用してみて、そのままスタータープランに乗り換えれば、かなりオトクに利用できます。

いのきぶんいちが選ばなかった理由

わたしが登録した当時、マネーフォワードのほうが若干安かったのでそちらを選びましたが、今は価格差も機能の差もそれほどありませんから、お好きなほうを選んで問題ないように思います。

ただしこのfreeeでは、仕訳登録するデータを一括登録することができません。同じ勘定科目であれば可能なのですが、さまざまな科目を一括に取り込むにはプロフェッショナルプランが必要になります。

もしも日々の経理処理で、仕訳しなければならないことが多いのであれば、マネーフォワードをおすすめします。

やよいの青色/白色申告 オンライン~弥生会計 オンライン

やよいと言えば『2人に1人が使う業務ソフト』と呼ぶ声高いオンライン会計ソフトですから、みなさんもご存知の方が多いでしょう。そんな人気ソフトが「やよいの青色/白色申告オンライン」として登場しています。

とりあえず今キャンペーンがすごいことになってますので、オトクに確定申告ソフトを活用したい人であれば、これで間違いないでしょう。

「やよいの白色申告 オンライン」ならば初期費用・月額ずっと0円!
「やよいの青色申告 オンライン(セルフプラン)」ならば初年度0円キャンペーン実施中!
「やよいの青色申告 オンライン(ベーシックプラン)」ならば初年度半額6000円/年キャンペーン実施中!

『やよいの青色/白色申告 オンライン』の機能や特徴

やよいの青色オンラインにおいても、ネット銀行から取引データの自動取り込みは問題なく利用できます。

また「スマート取引取込」機能で、銀行明細、クレジットカードの取引データ、レシートなどのスキャンデータなど、自動仕訳してくれますので、わざわざ入力する手間は必要ありません。

ただし、実際に入力画面などを確認してみましたが、「分かりにくい」という印象があります。マネーフォワードやfreeeの見やすさ・使いやすさを実感してしまうと、恐らく理解しにくいサービスだといえます。

恐らく知名度に比べて、普及しないのはそのせいだと考えています。ソフトで利用してきた人なら理解できるかもしれませんが、はじめて確定申告するようなフリーランスや個人事業主にはおすすめできないですね。

『やよいの青色/白色申告 オンライン』の料金

冒頭にも申しましたが、現在キャンペーン中で「セルフプラン」であれば、年額8000円が1年間無料。

やよいの青色はそもそも年額8000円とほかのサービスと比べても安く、無料期間もほかは30日間ですから、料金的には圧倒的ですよね。

ただしあえてデメリットをいうのであれば、月額払いに対応していない点。1年間の無料期間を終えれば、8000円/年を支払って継続しなければならないということなのです。

ちなみに電話やメールのサポートがついているベーシックプランにおいても、1年間半額の6000円(通常12000円)。確定申告に自信がない人でも、1年間6000円で利用できるのはかなりオトクですね。月になおせば500円ですからね。

いのきぶんいちが選ばなかった理由

わたしはサラリーマン時代で副業をしていたときに、やよいソフトを活用していました。今回、マネーフォワードを利用したのですが、やよいからオンラインサービスをやっていることを知らなかったんですね(汗)。

とはいえ、管理画面を見ていると、使い勝手は悪そうなイメージがあります。やよいソフトを使っていた人ならばいいのかもしれませんが、直観的に確定申告書類が作成できるとはいえないかな・・・。

安さだけはダントツですから、どうしてもウラウド確定申告ソフトにお金を費やせないという人であれば、1年間は無料で利用できますから、1年間かけて慣れてみるのもひとつです。



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