「会社を辞めたい!」でも辞めさせてもらえない人が知っておきたい考え方

こんにちは、いのきぶんいちです(@toshiino107)。

私は2017年に仕事を退職しフリーランスとなり、現在3期目となりました。

現在ではサラリーマン当時の3倍の収入を得ることができるようになりました。

「会社を辞めたい!でも辞めさせてもらえない…」

という状況ってありますよね。

私は管理職でしたから、どちらかというと辞めさせない立場でした。

そんな私からいえる、知っておいてもらいたい考え方をお伝えしていきます。

記事の内容

なぜ会社はなぜすんなりと辞めさせないのか

1、新しい人を雇わなければならない
2、新しい人を育てていかねばならない
3、それらに大量のコストがかかる

会社や上司が、なぜあなたをすんなりと辞めさせてくれないのかについては、上記3つの理由が全てです。

もちろん「お前のことを思って…」などといったセリフもあるでしょう。しかし根底にはこの3つの考え方があるということを知っておかねばなりません。

1、新しい人を雇わなければならない

当然ながらあなたが退職してしまうと、あなたのポストにまた新しい人材が必要となります。

どの企業でも人材不足ですから、人を雇用するということはとても難しいことです。

しかもあなたが優秀であれば優秀であるほど、新しい人材を雇う際にあなたとの比較になってしまいますから、さらにハードルが高くなってしまう可能性もあるのです。

場合によってはハローワークだけではなく、さまざまな求人サイトに登録しなければならないかもしれません。

なかなか思うような人材が現れず、何人もの人の採用面接をしなければならない可能性もあります。

つまりそれだけ手間がかかってしまうということになるのです。

2、新しい人を育てていかねばならない

求人においてうまく人材が確保できたとしても、その人を新たに育てていかねばなりません。

もちろん経験者を雇えば即戦力にはなるかもしれませんが、あなたと同じように働けるようになるために何年もの教育が必要になる可能性もあるのです。

場合によっては、教育の途中でその人がまた退職してしまう可能性もあります。

そうなると何年も教育に時間をかけたのが一瞬にして無駄になってしまいます。

教育は積み重ねでしかありませんから、このようなリスクは企業にとって避けることはできないのです。

3、それらに大量のコストがかかる

人材の獲得と教育には、かなりのコストがかかっています。

これはサラリーマンではなかなか実感することができないかもしれません。 

しかし人材を獲得するためにあらゆる求人サイトなどに登録し、就職フェアなどにブースを出展するだけでも、年間数百万円必要となることがあります。

うまく人材を獲得できたとしても、教育に対してさらにコストをかけなければなりません。特に採用してから半年程度は、会社が求めている業務の半分以下になってしまうこともあります。

一人の退職に対して二人雇用しなければならないようなこともあるかもしれませんから、さらにコストを費やしてしまうことになるのです。

退職するあなたが会社の都合に合わす必要はまったくないということ

会社はあなたを辞めさせない理由が、「雇用」「人材教育」「コスト」の3つにあることがお分かりになったと思います。

もちろんあなたの今後のことを心配して、辞めないように説得してくれる上司がいるのも間違いありません。

しかし根底にはこの3つのリスクがあるということは、しっかりと把握しておかねばならないことなのです。

よく考えてみてください。

そんな都合にあなたが合わす必要なんてないと思いませんか?

あなたが転職するのか起業するのか分かりませんが、あなたの人生ですからあなたの好きなように選ぶことに意義があるのです。

退職する前から退職準備は必ずしておく

1、転職希望の人は半年ほど前から転職サイトに登録しておく
2、フリーランスなど起業する人は副業として早めにスタートさせる

退職希望の人であれば、今後の進路としては「転職」「起業」に分けることができます。いずれにおいても最高のスタートが切れるように、早めに準備しておくことが大事です。

1、転職希望の人は半年ほど前から転職サイトに登録しておく

転職希望の人であれば、勢いで辞めてしまうのではなく、少なくとも半年ほど前からどのような方向に進んで行くべきかしっかりと考えておく必要があります。

同じ業種やジャンルなどに進みたい人であれば、経験者として報酬アップや条件アップにつながる可能性があります。

また他業種や他ジャンルにトライしたいという人であれば、どのような業種があって、どのような仕事なのか、求人はあるのかなど調べておく必要があります。

勢いで辞めてしまった場合には、最悪の場合、思うようないい企業が見つからずに焦って決めた場所が自分に合わなかったということも起きてしまいます。

そのようなマッチングの意味も考えて、いくつか転職サイトに登録しておくと便利です。

2、フリーランスなど起業する人は副業として早めにスタートさせる

フリーランスなど起業を考える人であれば、退職時から収入を安定させるためにできる限り早く副業として取り組んでおくことをおすすめします。

私のようにWEBライターなど、フリーランスとして活動したい場合であれば、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどに登録しておいて実際に仕事を進めておくと良いでしょう。

当然ながらその時点で自分の向き不向きも判断することができますし、今後どのように仕事を進めていくことができるのか、シュミレーションすることもできます。

特に収入面においてはサラリーマン時代よりも不安定になる可能性もありますから、できるだけ仕事を受けておけば安心です。

それでもどうしても止められないのであれば退職代行を利用するのも一つ

退職代行の存在をみなさんご存知でしょうか。

「退職する」となかなかいい出せない人にとっては、優れたサービスだといえます。

「そんなサービスを使ってしまうと反感を買ってしまうのでは?」

と考える人もいるかもしれませんが、退職してしまえば顔を合わすことなんてありませんから、それほど気にすることもありません。

私自身も管理職として、さまざまな人の退職時に関わってきましたが、退職する時というのは企業側からすればドライなものなのです。

退職する側からすれば「今までお世話になったから…」という意識もあるかもしれませんが、会社側はそれほど強い気持ちはないものなのです。

もちろん同僚やお世話になった上司とは退職してからも一個人として付き合えばいいと思います。

しかし会社は退職してしまうわけですから、手続き上のことさえ済ませば何の問題もないのです。

そのように考えてみれば、退職手続きを代行してくれるサービスを利用することはとても利便性が高いと言えます。

3万円程度でサービスを利用することができますから、うまく活用するといいでしょう。

まとめ

「会社を辞めたい!」

でも辞めさせてもらえない人に向けて、私が管理職時代に感じていたことを踏まえてお伝えしました。

会社はさまざまな事をあなたに告げて辞めさせないようにするかもしれませんが、根底にある思いは会社の都合でしかありません。

あなたの人生はあなただけのものです。

私はそのように考えてフリーランスになりましたし、それに関して何の後悔もありません。

むしろフリーランスを選んでよかったと感じています。

そのように感じる私だからこそ、みなさんにも同じように自分の人生を謳歌しながら働いてもらいたいと考えているのです。

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