こんにちは、いのきぶんいちです。
ネットでいろいろと仕事関連のことを調べていると、
「仕事を辞めたい!」
って人があまりに多いことがわかります。
私の仕事を辞めたのが2017年の5月。
体調を崩したのをきっかけとして、仕事に対する自信が全くなくなり、意欲も完全に消失してしまいました。
仕事を辞めたいんであれば、
「やめちゃえば」
と今になってみれば言えるんですが、正直それほど簡単ではないと思います。
サラリーマンをしていると恩恵もありますから、転職なり起業なり本気で考えているのでなければ、
「続けてみる」
という選択肢もあるんじゃないかなって思います。
私が仕事を辞めた時の事を振り返ってみて、今だから言えることをお伝えしたいと思います。仕事を辞めたいで悩んでいる人に届けばいいなあ。
記事の内容
「やりたくないこと」を捨て、「やりたいこと」を選んだ
私はサラリーマンを続けていて、退職するまでの数年間はかなり悶々とした日々を過ごしていました。
体調を壊し、自分の体が思うように動かず、自分のモチベーションもうまくコントロールすることができず、仕事に対して全くやる気が出ませんでした。
もともと管理者や責任者を任されていたのですが、 それらの役職も降ろしてもらいました。仕事に対して全然自信が持てなかったからです。
するとそれまで部下だった人たちから、急に冷たく敬遠されるようになりました。
「立場変わると人間ってこうも変わるもんなんだ」
急にみんなが後ろに振り向いてしまったような気分を感じてしまい、余計に仕事に打ち込めなくなってしまいました。
それでも数年間は頑張ってみたのですが、どうも体と心がうまく噛み合いません。 僕にやりたくない仕事でしたので、余計張り合いがなかったのです。
なので数年経ったある日、
「やりたくないこと」を捨てて、「やりたいこと」を選んだのです。
私は昔からパソコンやインターネットが好きだったので、これで仕事ができないものかと真剣に考えるようになりました。
その考えが現在に至ります。
本当に勉強して努力すれば起業して稼げるようになります
私は退職した会社は15年ほど勤めていましたので、幸いにも退職金が入ってくることになりました。
それほど多くはありませんが、1年ぐらいは食いつぶしながら生活できるかなと、すごく安易に考えていました。
極端にいいますと、この安易な考えが自分に完全にマッチしていました。
かなり貯金は食いつぶしてしまいましたが、「稼がなければならない」と本気になることができたのです。
それまでサラリーマンの間は、仕事に対して全くやる気がなかったのに、様々なことを勉強して、自分でやれることは精一杯やりました。
会社を辞めてから数ヶ月の間は、思うように稼ぐことができず、涙を流す日々もありましたが、頑張ってきて本当によかったと今では思えるようになりました。
おそらく私はもう、会社勤めをすることはないでしょう。
でも安易に起業したいなんて考えないほうがいい
とはいえ、仕事が嫌だからといって安易に辞めてしまって、結局路頭に迷ってしまうようなことはやはり避けた方がいいと思います。
私はやりたかった仕事でしたので、自分自身に責任を持つことができました。
でも「仕事を辞めたい」という理由だけでしたら、転職するという選択肢もありますし、新にやりたい仕事が見つかるまではアルバイトやパートで繋いでおくという手もあります。
会社勤めをしていると、サラリーマンはやはり守られていると実感することができます。
例えば健康保険。
サラリーマンの間は、健康保険料の半分は会社が払ってくれることになっています。おそらくサラリーマンをしている方であれば、こんなことを実感することないと思います。
でも独立起業してしまうと、健康保険料は全額自分が負担しなければなりません。
「健康保険料ってこんなに高かったんだ」
って何度思ったかわかりません。
また個人の信用なんて全くありません。
今までは「○○株式会社の✖✖です」と会社のバックボーンによって信用を得ることができていましたが、個人なんて弱いものです。
借金一つできませんからね。ローンを組まなければ購入できないような大きな買い物を予定している人であれば、仕事を辞める前に購入してください。
実際こんなことを感じてしまいますから、独立起業が一番正しいことなんて全く思いません。
先ほども申しましたが、私自身は「やりたいこと」を選んだだけなのです。
まとめ
私自身は、仕事を辞めたいと思って本当にやりたかった起業することにしました。何にも計画することなく起業してしまいましたが、結果的にはそれでよかったかなって考えています。それで自分の心に火がついたからです。
逆に言いますと、本当にやりたいことがあるならばそれをやってみた方がいいかなと考えます。別にそれが起業でなくても、全く畑違いの職種に転職するということでもいいでしょう。
だから結論を言いますと
「仕事を辞めたい」
って考えて退職するのではなく、
「この仕事がしたい」
って考えて退職し行動することがいいと思います。
それが今の私に言える答えですね。