みなさんの中には「転職」か「起業」かで悩んでいる人がおられることでしょう。数年前にはわたしがその一人でしたからね。
そんな人のために私の経験を踏まえて、どうすればいいのかお伝えします。
先にお伝えしておきますと、
「今は起業するべき時じゃない」
「転職してください」
ということです。
その理由についてお伝えします。
記事の内容
起業はそれほどリスクの高いものじゃない
わたし自身が起業して感じるのですが、ハッキリ言ってそれまで思っていたようなリスクを感じることはありません。
起業することを躊躇しているという状況は、
「本当に起業してやっていけるのだろうか」
「生活するための資金を稼ぐことができるだろうか」
ということではないでしょうか。
少なくともわたしはそうでした。
でもある番組でホリエモンさんがこんなことおっしゃってたんですね。トーク番組で司会者と起業することについて話をされていたんです。
確かこんな内容でした。
ホリエモン「起業なんて、やっちゃたらいいんですよ。大丈夫ですって!」
司会者「でも失敗したり、稼げなかったりしたときが怖いでしょう」
ホリエモン「失敗したら、別のことやればいいじゃん!」
司会者「失敗したら収入がなくなるので生活できなくなるんじゃ・・・」
ホリエモン「そのときはバイトでもしながら新しいことやればいいんだよ。大事なのは、あきらめないこと。数うちゃ当たるということもあるんだから」
このトークを最初に聞いたときは「そんなに簡単に決断できないよ」って思いましたけど、今はわたしもホリエモンさんの意見に賛成です。
稼げなかったら、別の稼ぐ方法を見つけたらいいだけかなって。その間、収入が厳しかったら本当にバイトすればいいんですよね。
迷うくらいなら転職を
わたし自身は、もう転職するのは嫌だ、自分のやりたいように生きていきたいって考えて、起業しました。
就職してやりたくもない仕事をすることはもうやめようと決意しました。さらに起業してどれだけ苦しくなったとしても、再度就職することは絶対にやめようと思いました。
それまで、「転職」か「起業」かでさんざん悩んできましたが、実際に起業に踏み切ったときには「ストン」と自分自身のなかで腑に落ちたというか、納得したというか、自然とそうなりました。
周りからしたら無謀ですよ。おそらく起業する人って、しっかりと事業に対する計画をするものでしょう。わたしは何もなかったですから。「何とかなるだろう」って。
そんな無謀なことでも、信念を持っていたのが、「もう就職はしない」ということなのでした。
その気持ちがあったので、あきらめずに続けてこれたのだと思います。
そのような経験から、悩んでいるのでしたら「転職」をオススメします。その状態で起業して失敗したら、「転職すればよかった」と思ってしまいますから。
「成功しなければ失敗」ではない
ビジネスにおいて成功の定義って、人によって違うと思いますが、わたしは10年続けられたら成功かなって思っています。
みなさんはもっと華々しいものを連想しますか?お金に埋もれている生活みたいな(笑)。
でも10年続く起業って10社に1社なんですよね。10%に入ったら、もう成功といっていいでしょう。
じゃあ失敗ってなんでしょうね。お金に埋もれることができなければ失敗?(笑)
倒産でしょうか。破産でしょうか。
いずれにしてもこれらが失敗ということでもないと感じています。
確かにつらいですけど、借金してもコツコツ返していけますし、倒産しても新たに事業を起こすこともできます。
お金に困ったら、ホリエモンさんがいうようにバイトしてもいいんですね。
やり直しがきく間は失敗ではないでしょう。あきらめてしまった時が失敗なのです。
心が折れなければ大丈夫です。
まとめ~腹がくくれたら起業しましょう
わたしは腹をくくったというよりは、腹をくくれたという表現が正しいように思います。
「やってやろう!」みたいな意気込みではなく、あくまで自分のやりたいことを選択し、やりたくないことを除外しただけでした。
わたしは就職することは間違いなんて思いません。そこでやりがいを見つけることができるのなら、そこで活躍することがいいのではないかと思うのです。
大事なことはどこでやりがいを見つけるかということではないでしょうか。