ブログ集客はもちろん大事ですが、
もっと大事なのはどう着地点に繋げていくか。私はコンテンツ作成の際には、
顧客のこと考えています。
自分がコンテンツを読んでいる立場だったらどう思うだろう。そう考えるだけでコンテンツの質がグンと変わります。
— いのきぶんいち@ブログ集客コンサルタントの日記 (@toshiino107) 2018年10月11日
私もそんなところがあるんですが、ブログにコンテンツを入れていると、ブログへのアクセスだけが気になって、アクセスに一喜一憂するという人は少なくありません。
しかし、当然ながらブログ集客はブログへのアクセスを高めていくことが目的ではなく、その先のコンバージョンが目的のはずですよね。
もちろんアクセスアップは必要なことですが、自社のサービスや商品の販売につなげなければまったく意味がありません。
私は仕事がらいろいろなサイトやブログを見る機会がかなり多いのですが、顧客視点ではないコンテンツが多いのも事実です。
今回は、顧客視点でコンテンツ作成するための注意点についてお伝えします。
記事の内容
タイトル詐欺は絶対にダメ!
例えば腰痛で悩んでいる人がいるとしましょう。
どうしても腰痛がひどくて、少しでも治まる方法がないものかと、インターネットで情報を探そうとします。
そんなときにアクセスを上げようとしているあなたのブログのタイトルに目が止まりました。
まさに50代の女性でしたので、「私が探しているのはこれだ!」と思ったわけです。急いでそのページをクリックしてみます。
しかしそのページに入っている内容は、対策については「治療院ですべて公開します」とのこと。
自宅から近くの治療院でしたが、その治療院に対して信頼することができず、治療に伺うことはありませんでした。
情報はどんどん公開したほうが成約に繋がる
腰痛の例でいいますと、サイトには本当に3つの対策を詳しく紹介すべきです。
ただしありきたりな情報ではなく、やはり「腰痛のスペシャリスト」と思わせるような、独自の理論を展開すべきです。
といっても特別なものではなく、
「普段している何気ない姿勢が腰に負担をかけている」とか
「腰痛に良いと考えられていることが実は間違いだった」とか
「へ~そうなんだ、ひとつ賢くなったな」と思うようなことが大事なのです。
それが信頼関係を結ぶきっかけになり、見込み客を顧客化するための第一歩となるのです。
WEBマーケティングの考え方
すこし難しい話をしますと、WEBマーケティングにはつぎの4つのプロセスがあります。
2、サイトに訪れた人を見込み顧客にする
3、見込み顧客を顧客化する
4、ファンを増やす
先ほどの「腰痛」の例でいいますと、魅力のあるタイトルによって関心を惹きつけ、サイトへと誘導します。
先ほどはここで「タイトル詐欺」でしたが、コンテンツがしっかりとしたものであれば、ブックマークなどするかも知れません。ほかのページを見るようになるかもしれません。
ここで「メールマガジン」「LINE@」などに誘導すれば、直接アプローチすることも可能となります。これが2の「見込み客化」ですね。
さらに個別でアプローチしていき、顧客化していくのが3。この状況まで来ると、「一度、治療院に行ってみよう」となります。
そして治療院において好印象であれば、あなたの「ファン」になります。その間に個別でのアプローチも続きますので、リピーターへと成長するわけです。
マーケティングプロセスはどれが欠けてもダメ!
先ほどのマーケティングプロセス1~4はどれが欠けても、顧客となることはありません。どれも重要なことです。
冒頭にいいましたが、ブログがアクセスアップのためだけだと制約しないといったポイントはここなのです。
「ブログへのアクセス」⇒「見込み客」⇒「顧客」⇒「ファン」
ブログへのアクセスから顧客になることや、ファンになることなどまず間違いなくありません。必ずこの順番を経て、制約に繋がり、リピーターへと成長していくのです。
まとめ
ブログ集客とはいうものの、やはり集客のためのテクニックだけではダメで、顧客のニーズを満たしてあげるものでなければなりません。
店舗や事務所、治療院などのブログなんて、ただの集客ツールですから、ブログが目的にならないようにしなければなりません。